6-3 開国後の日本で外国人の眼に映じた日本のカルタ
6-3 開国後の日本で外国人の眼に映じた日本のカルタの記事一覧
ウィリアム・ エリオット・ グリフィス 明治年間(1868~1912)に入ると、外国人滞在者と日本社会の接触も密になり、日本人家庭の内側にまで観察の対象がひろまるとともに、日本語を学習してそれに堪能な人間も増えてきて、日本の社会の風俗、習慣に対する理解も深まった。アメリカ人で明治初年(1868~77)に来訪し、福井藩の...
マーガレット・サージェント・フィッシャー この時期に何点かのカルタが珍奇な土産物として買い取られて海を渡った。欧米人の強いコレクションの欲求がこれをもたらしたのであるが、持ち帰った人間の記録は残っていない。 アメリカのイエール大学の図書館には、1945年に寄贈されたフィッシャー・コレクション、1967年に寄贈されたカリ...