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1-2 鎖国日本への来訪者が見た日本のカルタ

「外国人が手にした現存最古のカルタ」(布袋屋製・江戸時代後期、オランダ・ライデン国立民族学博物館ブロンホフ・コレクション蔵)

江戸時代の鎖国の時期や幕末の開国以降の時期に日本を訪れた欧米人に、当時は世界でもトップクラスであった日本のかるた文化がどのように理解されていたのか。

日本のかるた文化は、江戸時代初期までの欧米との文化の交流の中で海外から伝来したカルタが、鎖国の時期に強く日本化を遂げて発達し、また、それと並行して日本式のかるた文化も大いに発達した。

この、ヨーロッパのカルタ文化の特徴をかすかに残す不思議な国の不思議なかるたを欧米人はどう理解したのか、異文化交流史の一例として興味を惹かれるものがある。