三 「ことば遊びかるた」の広がり (八)文字が読めない者も楽しめる「ことば遊びかるた」 日本のかるた遊技には文芸文化の色彩が濃い。しかもそれは平安時代の貴族文化とは違って、一般庶民が楽しめる文化であり、そこには「聖・俗・遊」が渾...
二 百人一首歌仙絵の世界での指導権の争奪 (四)尾形光琳による改革の試み 百人一首の版本の改革者が菱川師宣であったとすれば、「百人一首かるた」の改革者は尾形光琳であった。「百人一首かるた」では、元禄年間(1688~...
三 「ことば遊びかるた」の広がり (一)大人好みの「謎なぞかるた」 江戸のことば遊びと言えば「謎なぞ」も主役の一つである。当然、「謎なぞかるた」の遊技があり、それに用いるカードがあってよい。だが、これを長年探...
四 戦後期社会の完結とカルタ遊技 (一)かるた業界の変貌 昭和後期のかるた業界では、何社かの新規参入も含めて、さまざまな革新が試みられた。まず、基礎的なデータとして、この時期のカルタ屋を見ておこう。...