GALLERY 江戸時代~昭和時代、伝統の賭博/遊技系カルタ一覧 ドラゴン・カード 天正カルタ うんすんカルタ・すんくんカルタ 読みカルタ・合せカルタ めくりカルタ かぶカルタ まめカルタ手本引(準備中) 「江戸時代~昭和時代、伝統の賭博・遊技系カルタ」の解説はこちらからご覧いただけます。
第六章 昭和後期のカルタ、かるた (二)主要なカルタ屋の動向 昭和後期の高度経済成長期は、日本の花札市場で最後のブームの時期であり、昭和三十年(1955)当時は一年に一百万組程度の出荷であったものが、八...
5-1 江戸時代初期、「歌合せかるた」の成立 二 「しうかく院」考案説の証明 「小野小町物合歌」 「古今の札」については、しかし思いがけない進展があった。私は、平成十年代(1998~2007)になって、東京の古書店で、...
二 自由花札の時代の様相 (一)「自由花札の時代」の先例は「自由麻雀の時代」 私は、こういうかるた、カルタの世界の動きを、自由花札の時代と呼んでいるが、その趣旨をもう少し説明しておきたい。 この言葉は、1910~20年...
第一章 近代かるた文化の始まり (四)各層の社会への流行の拡散 明治時代の都会には、繁栄と裏腹に貧困も集積していて、貧民窟と呼ばれる地域も多数生まれ、そこでも賭博は活発に行われていた。櫻田文吾は明治二十六...
一 伝来の天正カルタを使う「合せカルタ」遊技の歴史 (三)近代に残った「てんしょカルタ」の遊技 今日、江戸時代中期(1704~89)の上方にあった「てんしょ(合せ)」を解明するうえで一番頼りになるのは、大正年間(1912~26)以降の警...
2-4 江戸中期の読みカルタ遊技 一 江戸時代前期、「読みカルタ」遊技の流行 日本に伝来したカルタの遊技法の中に、配分された手札を一定のルールに沿って場に捨てて行き、早くすべての札を捨て切った者が勝ちとなる、ゴー・アウ...