GALLERY 江戸時代~昭和時代、伝統の賭博/遊技系カルタ一覧 ドラゴン・カード 天正カルタ うんすんカルタ・すんくんカルタ 読みカルタ・合せカルタ めくりカルタ かぶカルタ まめカルタ手本引(準備中) 「江戸時代~昭和時代、伝統の賭博・遊技系カルタ」の解説はこちらからご覧いただけます。
5-1 江戸時代初期、「歌合せかるた」の成立 一 歌合せかるたの起源、「しうかく院」考案説 今日、「百人一首歌合せかるた」(以下、「百人一首かるた」と略記)の発祥に関して最も重要視される研究は、日本文学史研究者中村幸彦が昭和四十五年...
二 トランプの解禁 (三)「上方屋」によるトランプ販売の拡大 「團團社」の『西洋遊戯骨牌使用法』の巻末には「大売捌」が列挙されている。「團團社」に協力して販売にあたった店である。初版では東京府内の本石町...
6-3 開国後の日本で外国人の眼に映じた日本のカルタ 三 ルドルフ・ランゲ ルドルフ・ランゲ 明治初年のお雇い外国人にはドイツ人も多くいた。彼らは東京に「東アジア自然科学、民族学ドイツ協会」を設立して早くから研究に励...
四 四枚構成の「絵合せかるた」の遊技法の特徴 (二)「役」の成立を競う遊技法の発達 元禄年間(1688~1704)以降に生じたと思われる絵合せかるたのデュプリケイション、四枚絵合せかるたの誕生がもたらした大きな変化についてま...
三 「ことば遊びかるた」の広がり (三)浮かび上がる「ことば遊びかるた」群 鈴木棠三は、晩年に『ことば遊び辞典』を改訂して長大な解説を書いた。それが鈴木の長年の研究の集大成のように思えるが、同書で鈴木が「ことば遊び」...