MONOGRAPH Awase Carta in the Carl Peter Thvnberg donated historical materials Home-page of The World Culture Museum. 次のページ 1 2 3 4
二 『百人一首手鑑』、『百人一首画帖』発祥の歴史 (二)百人一首画帖(歌仙手鑑)の発祥 百人一首画帖(歌仙手鑑)の歴史を大きくとらえれば、⓪江戸時代初期(1603~52)に、世阿弥光悦の書と土佐派の絵師による歌人画の下絵になる『...
二 『雍州府志』巻七、「賀留多」の解読 (三)「賀留多」第二文節、カルタ札の「紋標」と「紋標数」 続いて第二文節の「凡賀留多有四種紋、一種各十二枚通計四十八枚也、一種紋謂伊須、蛮國稱釼曰伊須波多、此紋形似釼、自一數至九、第十画法師之形是表...
五 復刻作業の反省 (三)「蝙蝠龍」のカルタと「火焔龍」のカルタ このことはさらに、「三池カルタ」の「龍」のカード、その図像の問題に飛び火する。復元「三池カルタ」の「一」のカードには「龍」の図像がついている...
四 ロシアのカルタ (一)ベーリング艦隊の探訪船が残したロシアのカルタ札 十八世紀のロシアのカルタ 江戸期の日本で奇妙な伝来を遂げたのはロシアのカルタである。日本はロシアとの交易は行っていなかったが、日本の領土の北...
一 百人一首歌仙絵画の変遷 (二)百人一首歌人絵、歌人画の変遷 百人の歌人絵、歌人画について、一人ひとりを調べて図像の系譜を探るという研究の方法は以前から日本文学史や美術史の専門研究者たちによって散発的に...
3-4 「めくりカルタ」の発祥 五 山路閑古の「めくりカルタ」研究 私は、2-4で江戸中期の読みカルタを検討した際に、古川柳研究者として高名な山路閑古、本名萩原時夫のめくりカルタ研究について論及した。ここでも...