二 江戸の「地口かるた」の原点は上方の「粋ことばかるた」 (一)上方の「粋ことばかるた」 江戸の「地口かるた」が分かるととても気になるのが上方の「粋ことばかるた」の遊技である。「粋ことば」は江戸時代の上方の言葉で「花街などで流行す...
二 「舞台芸能かるた」の変化 (二)江戸時代中期の「役者かるた」 宝暦年頃役者かるたいろは文字合せ(『清水晴風手控え帳』) ところが、最近になって、明治時代(1868~1912)の「玩具博士」清水晴風が好事...
二 『雍州府志』巻七、「賀留多」の解読 (五)「賀留多」第三文節、②遊技法「読み」 読みカルタ遊技図(「邸内遊楽図屏風」、サントリー美術館蔵) 『雍州府志』の記述は、次に遊技の方法に進む。そこでは、「読み」と「合せ」が紹介さ...
三 「めくりカルタ」の流行 (二)『花の春上手談義』は「めくり」遊技図か めくりカルタ遊技図(『花の春上手談義』) 天明二年(1782)に市場通笑作、鳥居清長画の『花の春上手談義』(研究室の表記では単純に『上手談義...
二 骨牌税の導入と賭博系カルタの盛行 (十)かるた文化の近代化 松井天狗堂(大阪)の対米輸出品の包み紙 このようにして、明治、大正、昭和前期と、様々な問題を含みながら近代化を遂げてきた日本の社会で、かるた...