2-2 江戸時代前期の合せカルタ遊技 一 カルタの遊技法「合せ」に言及する史料 江戸時代初期の京都、大坂などには、「合せカルタ」という遊技法があった。だが、その存在を裏付ける史料は少ない。文献では、江戸時代初期(1603...
4-1 江戸はかるたの王国①「芝居遊びかるた」 一 江戸時代後期の「絵合せかるた」類 江戸時代後期(1789~1854)には、「いろは譬え合せかるた」の外にも、「字札」を「読み札」として、「絵札」を「取り札」として使う「絵合せ...
三 空前の花札ブームの到来 (四)各層の社会への流行の拡散 明治時代の都会には、繁栄と裏腹に貧困も集積していて、貧民窟と呼ばれる地域も多数生まれ、そこでも賭博は活発に行われていた。櫻田文吾は明治二十六...
幸徳秋水のかるた遊戯論 一 幸徳傳次郎「歌牌の娯楽」≪原文≫ (『平民新聞』第八號) 一 一少女に問ふ、新年に於て何物か最も楽しき、對へて曰く、歌がるたを取るなりと、之れ有る哉、我も亦幼時甚だ之を好み...
四 西日本に広がる「まめカルタ」 (三)西日本での「かぶカルタ」遊技の分布 こうして西日本のかぶカルタ系の賭博カルタ札をよく見てくると、そこに、江戸時代前期(1652~1704)の終わりころ、元禄年間(1688~17...
4-1 江戸はかるたの王国①「芝居遊びかるた」 六 おわりに 以上、とりあえず、何点かの実例をもって「芝居遊びかるた」の存在を疎明できたと思う。従来、かるたに芝居の絵や言葉が登場すると、俗な解説者からそ...