5-1 江戸時代初期、「歌合せかるた」の成立 七 「歌合せかるた」との新名称は寛永年間以降 『毛吹草』 (松江重頼、正保二年) ここで一つ整理しておきたいことがある。それは日本式のかるたがかるたと呼ばれるようになったのはいつからかと...
3-4 「めくりカルタ」の発祥 五 山路閑古の「めくりカルタ」研究 私は、2-4で江戸中期の読みカルタを検討した際に、古川柳研究者として高名な山路閑古、本名萩原時夫のめくりカルタ研究について論及した。ここでも...
四 「うんすんカルタ」の文献史料 (三)わずかな手がかりを残す「神戸村文書」 不明な点の多いうんすんカルタの歴史の中で、特に困惑するのは、江戸時代後期(1789~1854)、幕末期(1854~67)の歴史史料が存在しな...
2-1 「天正カルタ」の誕生 一 「カルタ」という言葉の日本語化 安土桃山時代に日本に最初にカルタが入ってきたとき、「カルタ」は四十八枚の特有の紙片を使ったゲームの名称として伝わってきた。ヨーロッパには、さ...
5-1 江戸時代初期、「歌合せかるた」の成立 一 歌合せかるたの起源、「しうかく院」考案説 今日、「百人一首歌合せかるた」(以下、「百人一首かるた」と略記)の発祥に関して最も重要視される研究は、日本文学史研究者中村幸彦が昭和四十五年...