MONOGRAPH Namban Carta: Resurrected after 450 Years Takashi Ebashi English/Japanese 次のページ 1 2 3 4 5 6
二 骨牌税適用外の「かるた」の消長 (一)戦後社会での「いろはかるた」の展開 昭和後期(1945~89)の日本社会ではカルタ文化は大きく様相を変えた。まず、「いろはかるた」では、伝統的な「犬棒かるた」の人気が低調になる...
二 江戸の「地口かるた」の原点は上方の「粋ことばかるた」 (三)「粋ことばいろはかるた」の成立 私の手元には、さらに、江戸時代後期(1789~1854)の上方、屋号「かねカ」版の「しんはんすいことばたとゑいろは」上下二枚の骨摺りがある。...
1-2 鎖国日本への来訪者が見た日本のカルタ 三 ゴローニン(Vasilii Mikhailovich Golovnin) ゴローニン (Vasilii Mikhailovich Golovnin) ヴァシリー・ミハイロヴィチ・ゴローニン(Vasilii Mikh...
一 麻雀牌が語る麻雀史への道 (三)「青蚨」の発見と「一索進化論」の提起 そして、この時期に、中国の友人と話をしていて、「青蚨(チンフー)」のことを知った。青蚨(チンフー)はカゲロウ(蜉蝣)の一種であるが、母子の情...
二 「めくりカルタ」遊技の歴史 (一)「めくりカルタ」の発祥 めくりカルタの発祥については比較的に史料が整っていてよく分かり、私も『ものと人間の文化史173 かるた』で細かく説明したので、ここではそれを...