江戸期かるた文化の研究 6-3 開国後の日本で外国人の眼に映じた日本のカルタ アメリカに渡った明治期日本のかるた(ハーグレーブ『プレイング・カードの歴史』) 一 欧米人のコレクションに納まった日本のカルタ 二 ウィリアム・エリオット・グリフィス 三 ルドルフ・ランゲ 四 ヘニング・ルドルフ・フェルディナント・レーマン 五 エドワード・シルヴェスター・モース 六 バジル・ホール・チェンバレン 七 メイ・ファン・レンセラー 八 ヘンリー・スペンサー・パーマー 九 C.M.ベルショー 十 ロッセツ・ウチヤマ 十一 ポール・エーマン 十二 ロバート・スチュワート・キューリン 十三 キャサリン・ペリー・ハーグレイブ 十四 小括
二 「めくりカルタ」遊技の歴史 (二)「めくりカルタ」の遊技法 「めくり」の遊技法はフィッシング・ゲームであり、そこに、簡単な「手役」が添付された。また、江戸の遊技文化の中心地の一つである吉原で開発された...
四 ロシアのカルタ (一)ベーリング艦隊の探訪船が残したロシアのカルタ札 十八世紀のロシアのカルタ 江戸期の日本で奇妙な伝来を遂げたのはロシアのカルタである。日本はロシアとの交易は行っていなかったが、日本の領土の北...
朝鮮の花札、「花闘」 二 朝鮮半島での花札の普及、定着 二 朝鮮半島での花札の普及、定着 私はかつて、『ものと人間の文化史167 花札』で、「朝鮮花」について次のように書いた。多少の表記を改めたが...
四 ロシアのカルタ (二)伝わらなかったロシアのカルタ 日本は幕末期 (1854~67)に開国し、日本海交易の拠点として函館、新潟が開港され、外国人の居住、日本人との混住がはじまった。北海道では、...
一 トランプ類税法の廃止と新しいカルタ文化の芽生え (一)トランプ類税法の廃止と自由なカルタ札作り 平成元年(1989)に消費税が導入されるのに対応してトランプ類税法は廃止された。この税金は、すでに国の財源としてはごく小さなものになっていた...